毎日使っている危険なもの

2021年03月08日


今日は、化粧品や日用品に含まれている「合成界面活性剤」についてのお話しです。

日本の合成界面活性剤の使用量は世界トップクラスと言われおり、さまざまな生活用品に使用されています。日本における無添加や自然派の規定はとても曖昧で、今あるものは人体に悪影響を及ぼす危険があるものが殆どだといって良いかもしれません。(実に、食べるものについては添加物なしを探すほうが困難ですもんね…)

「便利」「手軽」などと引き換えに、危険な化学物質にさらされながら知らず知らずのうちに自分たちの体に大きな影響を与えていることに気づかなくてはなりません。





皆さんが使用されているものの中身を確かめてみてください。「洗浄力抜群!!」と宣伝されている合成界面活性剤を主原料とする台所用合成洗剤。とくに汚れ落ちが優れたものには、より強い洗浄力のある合成界面活性剤が使用されいるということです。

汚れはしっかり落ちるので、お皿洗いも楽になり家事が楽になる面では『〇』。一方で、もし素手のままなら肌の表面を守る皮脂や角質までも洗い流し、さらにその奥にも侵入し細胞までもを次々と破壊することになるそうです。

これら、現在のおおよその洗濯洗剤、シャンプー、ボディシャンプーにも含まれていたりします。他、香りが長持ちする香り成分のせいでアレルギーが発症した、頭痛がおこるなどの香害トラブルを実際によく耳にします。





ところで、「界面活性剤」とはいったい何なのでしょう?これは、水と油分をなじませる橋渡し役として配合されているもので、石けんも界面活性剤の一種となります。内容物に、脂肪酸ナトリウム・脂肪酸カリウム・苛性ソーダ・苛性カリを使用したもののみが「界面活性剤」と呼ばれます。

それ以外、いわゆる科学的につくられたものが合成界面活性剤と呼ばれます。これらの中に皮脂をはぎ取り粘膜を溶かして、溶かした細胞膜や細胞間を通過し、細胞を破壊する危険なものがあるのです。

もっと恐ろしいことには、分解されずに体内に留まるなどの恐るべき作用をもつものが確認されているということでした。





なかでも、石油からつくられたものは特に注意が必要です。そんな危険な石油系合成界面活性剤の一部をご紹介しておきます。

◆化粧品◆

ラウリル硫酸ナトリウム)脂質を除く働きがあり、皮膚が乾燥して荒れたり、目に悪影響をおよぼし障害を招いたりすることがある。

ポリエチレングリコール)ファンデーション、洗顔料、乳液など様々なものに使われているにも関わらず、体内に入ると肝臓や腎臓の障害を引き起こす。

◆日用品◆

アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム)洗浄力がとても高く、皮膚障害はもちろん、妊娠率の低下を招くこともある。漂白剤や風呂用洗剤、ハンドソープなどに含まれることが多い。

アルキルベンゼスルホン酸ナトリウム)主に風呂用洗剤に含まれ、この成分が皮膚の乾燥や肌あれを引き起こすこともある。

ポリオキシエチレンアルキルエーテル)皮膚障害などの影響が指摘されている成分。動物実験では中毒症が出るほど害が強い。非常に危険な成分





いかがでしたか?現在ご使用中のあれこれに、記載されている石油系の合成界面活性剤が含まれていませんでしたか?

洗濯物を白く見せる蛍光増白剤や、ふわふわさせる柔軟剤が、実は皮膚障害の原因になることはよくあります。

合成界面活性剤は洗浄目的のために存在する科学物質です。必要な場所で必要な量を使用すれば特殊な力が発揮されますが、本来使われるべきでない場所で使われると人の健康に影を落とすのです。

「植物性」「自然由来」「肌にやさしい」「赤ちゃんにもつかえる」この言葉にも安心することなかれ!販売側の都合のいい表現で誤魔化されている場合も多いということを忘れないでいてください。




要は、自分で安全なものを見極め、慎重に製品を選ぶということです。「自分の身は自分で守る」これが大切です。

「便利」「手軽」な時代に潜む、「危険」と「恐怖」。あなたが毎日使っているものは危険なものではありませんか?

(一部文書は合成界面活性剤ハンドブック引用)

*無添加石けんのシャボン玉石けんさんサイトで合成界面活性剤の歴史や、石けんと合成洗剤を使った実験動画が紹介されています❤︎


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