至福の時間

2020年07月11日


昔から、無心になれる何かを見つけて、集中できる時間を過ごすのが凄く好き。 



布を裁断し、合わせ、ミシンがけの直線や緩やかなカーブが楽しくてしばらくマスクづくりが無心の時間に加わった。



とは言っても、あまりに単純になり過ぎるとそのうち飽きてくる‥だから、形を変えたり好きな色や柄に生地を変えたり、その単純さを楽しみに変える工夫は必要になる。



これはお友達用のマスク。それぞれ綿・綿麻・ガーゼと、素材で手触りも違えば作りやすさも変わってくる。

 


カッコいいマスクとリクエストがあり作ってみた黒マスク、花柄ならそこまで重々しくないかもと選んだこれは、最高にカッコいいマスクに仕上がった。



初めて見るアイレットレースと呼ばれる生地で珍しいリバティデザイン。新しいデザインは見てるだけでワクワク。そして手に取ると幸せな気分になる。手に触れる感じや目に入る色、柄を楽しみながら作っていくのが楽しい。



ローズウィンドウもそう。薄紙の感触や紙1枚1枚の色を眺めているとワクワクが止まらなくなる。手を進めるごとに新しい色が生まれ、図形が鮮明に現れてくる。その感動に浸れるのは自分の手で作るからこそ、なのだ。



考えてみると施術も同じく。目で見、体に触れ、その回数をこなすごとに目が手がその人の弱い部分をハッキリと感じとってくれるようになってくる。


施術は体を預けてくれるその人だけに向き合う時間。日常では得られない体感により五感が研ぎ澄まされで行くようにも思う。



真剣に何かに向き合っているとき、それが最高潮に達すると、どこか違う場所へふわっと気持ちだけ移動する瞬間がある。そこに入ると最高に心地よく、それが相手にも伝わるらしく、繋がっているのだなと感じることがある。


施術とローズウィンドウ、やっていることは全然違うが、受け取る感覚が良く似ている。自分もまた癒されているんだなという部分と自分の癒しは他人にも伝わると言うこと。
 


いまもこれらのツールは私を癒し磨き続けてくれる。それは間違いなく私にとっての至福の時間。失敗もたくさん経験したけれど、学んでよかった、続けて良かったと心から思う。
 

マスク話しから飛躍しすぎたが‥


 


aromano-MAREN♥サロン内にて

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